なんて、突然の自己啓発セミナーの会社からお電話。
難しい質問だなああって思ったんだ。
うんと自分が不幸だと思ってたときだったら
「ハイ」って即答してたかな。
「どんなに努力しても、最後まで全部失敗だったらあなたはどう思いますか?」
きっと私はこう言うセミナーに興味を持つ人間としては一般的なタイプの人間でないのかも。実はいつもうだうだ、うつうつしてると思ってた、、、そんな自分がきっぱりと、
「そうですねえ。。。でも私は全部失敗するようなそんなヘマはしないです」なんて言うのに我ながら感動。ほほぉ!
そうなってくると電話の向こうで「幸せになりたいと思いませんか?」と言う言葉が虚しくなって来始めます。生きることが面倒くさくなるほどの失敗をしなかったら、私はTERUちゃんの歌うHOWEVERにぼろぼろと涙を流すことはなかっただろうし、ライブに行こうとは思わなかっただろう。とすると、少なくとも彼らに出会えたしあわせさは、幸せの王道を歩いていたなら辿り着けなかった幸せなのかもしれない。だから、幸せになりたい!と素直に言わない面倒臭い客として電話の向こうで扱いに困った営業マンが、幸せになりたいと思いませんか、と言いつついつの間にか「あなたが、幸せだと思っているものは本当の幸せでない!」と現実の否定に全力を挙げ始めちゃった模様。
私は、今、、、自分の歩いたヘマさえも、愛おしむだけの余裕に一歩近づけたのかもしれない。その向こうにどんな絵が隠れているのかは分からない。でも、自分なりの幸せに向かって生きている実感、そう言うものが育っている事に気付かせてくれただけでも、その電話に意味があったかもしれない。・・・なんてね♪