GLAY―GLAY STORY 永遠の1/4
磯崎 雅彦 / / ソニーマガジンズ
そんな本を引っ張り出したのは、写真集のインタビューでかいま見たタフになった彼らだけど、その昔の姿はどんなだったっけ?と思ったから。LAYLAの歌詞にもあるように「どんな惨めな時も冗談を飛ばしあった」姿勢を、彼らは昔からカッコいいと思ってたんだなあ、なんて思わせてくれるエピソード達。そう、若い時には思った通りに動けなくて泣いたり落ち込んだり腹を立てたりしてたけど、結局目指す高みはほとんどぶれずにきていることを再確認したわけです。
LOVE IS BEAUTIFUL、、、
「美しい」と言うことを目指すと言うことは、その美しさのために失うことやその美しさのために我慢することが有ると言うことでもあって、それをどこまで楽しむか、という命題で動いているバンドがメジャーシーンでがんばっている。どうも世の中捨てたものでないらしいです。
大げさにロックスターとして写真に納まっている4人。恥ずかしがり屋で今もオフショットは照れ臭い顔で写真に納まるTERUちゃんが、決めるポーズの決まりようがひさびさに見ると新鮮でした。