台風16号と18号で床上浸水した伯父の家に行ってきました。
山から土石流。海から高潮。水が来始めたら見る見る水位が上がったそうです。
で、膝が隠れるほどに水位が上がった時点で、
水の中を歩くのも大変になり畳も浸水して、始めてのことに頭が真っ白になったと。
水が引いたらお終いでなくてそれからが大変な毎日のようです。
濡れた畳は捨てても、新調した畳が化学合成品がメインに作られてて、
部屋が乾かないと敷くことが出来ない。
水拭きして綺麗に見えたところも、しばらくしたら塩の粉が吹く。
ガラスは拭いても拭いても曇りがとれず、
ショウウィンドウは滑りを良くするベアリングが錆びて開け閉めできない。
衣料品店なのだけど濡れていないはずの商品までがじっとりとしている。
冷蔵庫は修理できたけど、車は電子部品が多くてお釈迦に。
井戸水は塩水が湧くようになって使えない。
しっかりした伯父夫妻が、何から手を付けていいか途方に暮れているのが、
何よりも大変さを伝えてくるものでした。
地球の温暖化が、この強烈な高潮を招いたのなら、
又何年か先にこんなことが起こるのかと思うと、
本当に「STOP温暖化!」が切羽詰まった問題に感じられました。
・・・どなたか、塩を抜くのに良い方法をご存知でしたら教えて下さいませ。