THE PREDATORSのミニアルバム「Hunting!!!!」は、ご機嫌な1枚。
サワオさん節全開なのだけど、そのボトムを締めるJIROちゃんの
普段よりちょっと地味なのだけど的確なベースライン。
GLAYだと、
ツインギターの左側が、唐突にエキセントリックさを発揮するので、
どうしても、ベースも一ひねり二ひねりしないとバランスがとれないのか、
それとも素直なライバル意識がそうさせるのか、もっと派手なベースが聴けます。
だから、こういうシンプルな音作りの曲が無いので結構新鮮です。
音楽って、歌詞があってメロディがあって、それを鳴らすサウンドがあって生まれる。
そんな当たり前なことを、納得するほどにシンプル。
JIROちゃん、きっと、真面目に真剣に弾いてるんだろうなあと、
フリーライブが当たった皆さまがうらやましくなる位にカッコ良いアルバムでした。
サワオさんの声って気持ちいいです。しかも、ただコードを弾いている、
と言うには少々メロディのあるギターまで弾いて、凄い人です。
ストレイテナーのシンペイくんのドラムは、
サワオさんとJIROちゃんのちょっと音質の違うプレイヤーを
ビートで上手く繋いでいる感じです。