昨日は一年前から依頼されていたプレゼン仕事を無事完了しました。
いつもよりやや参加者が多めだったと喜んでいただきました。
さて、本日に見たのはSPEC。
好きですね。こういう体温の低い感じが。
最近、たまにテレビでドラマや映画をチラッと見てみますが
嘘っぽくて受け付けないのです。
あぁあ、人はそういう時は無表情になるわ。
あら、やだ、演じているのが見え見え。
この登場人物を掴めてないのじゃない?
と、役者さんが真剣なほど自分は冷めていくから。
だけど、この堤監督の生み出す世界は
役者さんが演じないでストンとそこにいる瞬間があるから好きです。
あり得ない出来事に戸惑う普通さと
特撮とCGで生み出す異世界の乱暴さとのコントラストが
人間の可能性を無邪気に信じる強さを
ふわっと浮かび上がらせるようだから、かな。
身勝手で、自己主張ばっかりなダメダメな人間だろうと、
ちゃんと周りとコミュニケートとれない人間だろうと、
そうやってあがく人間が
この監督は好きなのではないかと感じられたから
観て良かった、と言えるのかも。
完結してないのは惜しかったけどね。