これも、本棚の古い本。
金井美恵子さんのエッセイ。
買った頃におばさん二人の生活に子猫が混じった話、
と捉えていたのに、金井さんはなんと40歳になったやならずやの
今の私よりはるかに若いことにちょっと、クラリ( ̄○ ̄;)
ねこちゃんの命と自分たちの命のあまりが
どちらが長くなるのか、
という、老いの物思いを私は40歳当時にはしたことはない。
忙しすぎたのかもしれない。未来を思うには。
彼女たちは、甘やかせるだけ、甘やかそう。
私たちよりは先に行く命だから、、と意識して、
日々、暮らしていて、
逞しいと感心するばかりです。
にも関わらず、枯れた印象にならないほどに、
ねこちゃんが生き生きして描かれているからかしら。