人生14回目の引っ越しが目前です。
二歳の時の一回めの引っ越しはさすが記憶にはないけど
その引っ越しの前に住んでいたお家での記憶が、少しあります。
窓から母親のお財布を投げてみたの、、とか(≧∇≦)
一番、長く住んだのが、二倍めのおうちで9年。
その、お風呂もなかった崖の中に引っかかった見たいな小さな家が、
一番、好きでした。
近所付き合いが賑やかな、長屋暮らしで
電話は坂道のはるか下のタバコ屋さんで、
お風呂はその道向かいの桜湯です。
タバコ屋さんのとなりの酒屋のおばちゃんは、金時豆の煮豆が得意で
運動会の日と遠足の日だけ、煮豆を販売していました。
酒屋の前に、生まれて初めてお目見えした自動販売機は
三ツ矢サイダーだけ買えました。
お姫さま抱っこされて嫁いできたカッちゃんのお嫁さんは
3年も経たない間に、誰よりたくましいオバチャンになり、
ダンノさんの犬に噛まれ、息子のドラムセットのやかましさにうんざりしても
ダンノさんはとっても優しい人でした。
タカハシさんのおばあちゃんはお琴とお花の先生。
タケナカさんの長男に5歳にしてプロポーズされたのに
すぐに私がかかった風疹だかおたふく風邪だかから
保育園に復活したら
「ボクはカラダのヨワいお嫁さんはいらないんだ」
と、えらくリアルな理由で破談になってしまいました。
ちなみに、今だから言えるけど、このサトシくんのことも
コロリと忘れた経験が今のライブレポにつながります。
忘れないうちに書いておこう♪、、、ですね。
保育園に連れて行ってくれていたマリコちゃんは
今の時代ではあり得ない保育園の年長さん。
母の作る淡いピンク色のシロップのかき氷には
子どもの行列ができたものです。
近所のお節介なおばちゃんと、元気いっぱいの子どもと、
含めて懐かしい7丁目の記憶を少し書き並べてみました。