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観測史上最も早く桜が開花 松山地方気象台は、14日、松山市でサクラが開花したと発表しました。 昭和28年に統計を取り始めて以来、最も早い開花となりました。 松山地方気象台では、午後、2人の職員が、松山市の道後公園を訪れ、標本木となっているソメイヨシノの開花状況を調べました。 その結果、開花の基準となっている「5輪以上」の、6輪の花が咲いているのを確認したため、サクラの開花を発表しました。 これは、平年と比べて14日早く、昭和28年に統計を取り始めて以来、最も早かった去年の開花の日を、さらに3日更新しました。 気象台では、2月の後半に気温が高い日が続いたことなどが、開花を早めたとみています。 松山地方気象台によりますと、松山市のサクラは、8日か9日後に満開となる見通しで、見ごろは3月下旬になると見ています。 また、市独自にソメイヨシノを観測している宇和島市も、14日、サクラの開花を発表しました。 宇和島市では、5年前に気象台の測候所が無人化され、市内の丸山公園にあるソメイヨシノ2本を桜の開花の目安として独自に観測しています。 市から観測を委嘱されている観測員が、2本の木それぞれに5輪以上咲いているのを確認しました。 宇和島市のサクラは、平年より11日早く去年より1日遅い開花となりました。