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昔、LaLaと言う漫画雑誌には繊細な少女達を描く漫画家さんが沢山いました。竹宮惠子が好きな私に彼女は外せなかったけど、山岸涼子、森川久美、坂田靖子とか、くぼた尚子やら秋本尚美に、猫十字社(繊細な少女に入れる?(笑))、成田美奈子、ひかわきょうこなどなど。星崎真紀は特別に大好きでしたねえ。 その中に、大島さんもいました。チビ猫のシリーズです。嫌いじゃなかったけど、猫がスカートをはいてリボンを付けているのは、いまいちリアリティに欠けて感じられていたんです。 で、今。 漫画を読まなくなった今でも読むのは竹宮、森川の2名と、大島弓子。 大島さんの が、最近のお風呂の友です。(水没するのでハードカバーの本は出来たら避けたいと、文庫本が多いのだ) 去年、私は使ってた治療薬の影響もあって、ひどい更年期障害とその影響で記憶力と持久力が落ちたこともあってえらく無頓着でこだわらない(こだわれない?)ダメ人間街道を突っ走ってました。 そんなダメ人間を、自分の中から切り捨てようとする自分の見栄っ張りな顔と、ダメ人間だなんてちっとも思っていない大らかな呑気な元々の自分の顔とのバランスが崩れかけてる時に、このロストハウスは効きました。 マンションのお隣さんはとっちらからせたお部屋に鍵もかけないで多忙に走り回る新聞記者さん。その部屋に潜り込んでいる時だけは「なるようになればいいのさ」というエリちゃんにとっての安らぎの時間が有りました。きちんと片づいた自分の家は「なるようにはさせません」なプレッシャーがつまってても安らぎがなくて、、、許されること。認められることをエリちゃんは諦めて大学生として暮らすことになります。周りの人間関係はみんな「挨拶程度」のまま。そのエリちゃんに、部屋を解放する男の子が接近する。。。 あり得ない設定だから書くと、「?」な感じですね。 去年の自分を否定することにかなりの体力と脳力を使ってしまってた時に、このロストハウスのおかげで少しずつ、気持ちをリハビリしてきたようなところも有ります。 向上心というものは人間にとって必要なもののではあるのだけど、自分の実力相当の向上心を持つことが、実は意外と難しい。 それこそ、オリンピックのマラソンで金メダルを取るなんてことは私には絶対出来ないのだけど、体力が落ちて集中力が落ちると今まで出来ていたことが突然マラソンで金メダルを狙うくらい大袈裟に大変なことになってしまうと言うわけです。 ロストハウスには、ロストハウスとは別に、大学生だったのに夏休みに入って一気に老人になってしまったと言う奇病の女の子の話もあるのが、意図しないところで至れり尽くせりではないですか(*^^*) 人生、前向きに強引に生きてきたけれども、実は頑張っても出来ないことが有ること。そして、人に誇れる自分でいられるばかりでないことを最近、少しずつ学んでます。 それってダメじゃん!といえるのは若さの特権でしょうね。 お友達が教えてくれたのだけど、「カッコいい自分より、カッコ悪い自分から得るものの方が多い」のだとか。 大島弓子の漫画をみてるとカッコ悪い自分も悪くないじゃん、と肯定してくれるところがある、、、かな。自分で自分をがっつり肯定できない時に、こういう味方がいるとホッとします。 そして、この本に有る「青い 固い 渋い」の中のセリフ >どうせもう 美しくやさしく チャーミングでポジティブ >そうめいでかしこい あのちーちゃんではありませんよ >ええ 女の子はいつだったそのどれかに当てはまる自分を信じてるんだ >ところが今のわたしは そのどれにも当てはまらないのだ 痛いです。で、痛みが引いた後、ふと、ここから新しい世界が広がって行くのかも知れない、なんて、不思議なポジティブさが生まれてくるようでした。 つらつらと、長い独り言、失礼しましたm(_ _)m 今日のblogのネームカードのアクセス解析のレポートを見たら、検索Wordに一つもG関係がない(笑)。 すごい珍しいです。
by talbo-style2004
| 2009-02-03 22:10
| 読書
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Comments(2)
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by
jw-hata at 2009-02-05 07:48
行き詰った時に、何かしらのきっかけをくれるものがあるって
幸せな事ですね。Gさんもそうだし。 私のは、Gさんがらみでアクセスされた事はたぶん一度もありません。 バスとGLAYがらみのエピソード。 娘が高校生のとき、ナゴヤドームでのライブの時 会場で意気投合した子たちをバスセンターまで送っていった事が あって。確か、海をこえるバスがあるんだね。 って話した記憶があったのでそちらの子だったような。 G友とはすぐに打ち解けられるんです^^ 娘とこの話で盛り上がりました。 でも、調べたら、最近の路線のようで、そちらの子じゃなかったかもね。
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Commented
by
talbo-style2004 at 2009-02-07 20:25
Kakoさん>
お返事、遅れました〜〜〜m(_ _)m ドームツアーだと結構、バスツアーが出るから、 Kakoさんの記憶にある四国行きのバスが 本当に有ったかも知れないです。 長距離バスはできたりなくなったりも結構頻繁だし(*^^*) 幕張のexpoの時、猫も、シャトルバスで、 全然初対面の人たちとおしゃべりしたのを、今も、 懐かしく思い出します。 本当にGファンだと、不思議と話題が途切れないですよね。 今日も当直の猫なのでした。
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