札所のお寺のところで売られていました。生活情報誌ecomamで見てから気になっていたのだけど、店番不在だったり私が一銭も持ってなかったりでようやくゲットできました。
手に取ると軽いんです。
「あ、軽い!」
「軽いでしょ?待ってね、それぞれ違うから」
と、私の手の大きさと背の高さを見て、まったく同じに見えるほうき達から選んでくれたのがこの一本。
「少し重いですね。」
「そうかな。じゃあ、こっちはどう?」
「軽いけど細くて握りにくいわ」
と言うわけでおいちゃんの選んでくれた一本を連れて帰ってきました。
DIYのお店で買うならほうきは同じ種類は同じものだから、「選ぶ」ことができるのが新鮮でした。でもって、おいちゃんの選ぶワザはほうきだけを売っているとはいえ、自分が売るものへの愛着を感じるものでした。大量生産の製品を簡単に捨ててしまうようにはこのほうきは捨てられないななんて、選ばれたということで思ったのでした。