住んでみたい憧れの街は、京都と鎌倉(⌒▽⌒)。
「みやこ」だった街に住みたいと言うのは本能に近いものなのかなあ。
鎌倉は、かつてお友達に案内してもらったときに「ここに住みたい!」と言ったら、現実的な友人は「坪単価、無茶苦茶高いよ」って(笑)。
後で地図を調べたらその付近は源頼朝の幕府が有った辺りの場所でした。山にくるまれた狭い空を見上げると、周りにはたくさん木が生えている場所っていいなあ。
もう今は跡形もない自分が幼児期を過ごした家から見える狭い狭い空の向こうは奇麗な夕日と釣り合いの悪い大きな造船所のクレーンがわんさか並んでいたのだけど、今もそのごみごみとした空気(それは時に荘厳な夕方であり。寂しく赤く染まったちょっと不気味な闇夜であったりしていた)も、かつては一世を風靡した「鎮守府」であった誇りが有ったかもしれないです。人生のうち4分の1住んだその町、と言う過去の時代に戻りたい思いなのかな。
京都の町家。そして、鎌倉幕府の跡地。
そこには、とてもまともな生活が有るような幻想をぬぐうことが出来ないんだ。そして、私が今まで住んだ場所には欠けてた奇麗な水の流れる場所が、隠されているような幻想もまたついてまわっています。