ライブでやるかもしれない。と言うのでひさびさに引っぱり出しました。
す、すごい!こんなにすごいアルバムって!
・・・発売当時は、911テロがあって世の中の理不尽さに強烈に腹が立ってて、
ALL STANDARD IS YOUとか、
自分の怒りと共振してしまってイタかった。。。なので今でも聴くと、
当時の私の怒りがシンクロして出てしまいそうで余り聴かなくなってました。
だから、改めて聴いてみると意外と怒りは呼び起こさずに、ただただ驚きの連続。
エンジニアのジョンの音作りというのが、石の文化の民族性というか、
妥協とかあいまいさのない音作りで、音の輪郭が結構強調されてる。
同じ石の文化圏から来ても、
エンジニアのマイケルの作る音は曖昧さを許してるところがあって、
この曖昧さを排除したGLAYが耳に新鮮なのかもしれない。
音が鳴る「瞬間」を、余り情をはさむことなくバシッとパッケージしてる。
ファンの癖に、発売当時には気付いてないってのだけど。(笑)
とにかく、音の表せることの出来るものの可能性と言うものを感じるのだわ。
音でありながら、
ベースやギターに、要所要所でバンとスポットライトを当てたかのようだったり、
TERUちゃんの声も曲に合わせて表に出したり控えさせたり。
音楽が、人の思いと思いがぶつかり合って生まれる事を見事に聴かせてくれる1枚。
今日から始まるツアーで
最新アルバムと古いアルバムの曲が溶けあって生まれるライブ空間が楽しみ♪