空は秋の気配。
せっかくの空に吸い込まれるのは選挙カーの拡声器からの声。「今回苦しい戦いをしています。どうぞ助けてやってください」と言う言葉に「?」。。。民主主義という仕組みは中々によく出来ていると思うけれども、議員さんってのが持つ「特権」を守るために選挙って有るのだろうか。と。
皆さまの役に立ちたいと思います、と言うようなことを一切言わないで悲鳴のように「助けてやってください」とわめき散らす人が、果たして議員さんとしてちゃんと市民のために働くのだろうか、と、頼りなく感じたりして。
政治は難しい。それを背負おうと言うのだから議員さんに立候補するのは勇気有ることのように感じていたのだけど、そこに何となく疑問に感じた声だったなあ。
でも、空は、そう言うエゴも献身も何もかもを受け止めて吸い込んでいた。