森雅之さんの「夜と薔薇」を思い出す。
寂しくて寂しくてそれでやせ細ってしまいそうな魂に、
暖かさを届けるほどには近づいてこないけど、
寒空にオリオン座を見上げて一緒に立っててくれてる。
そういう漫画。
漫画の画面でこのしんしんとした寒さを表せてた人には、
森さん以外ではまだ出会ったことないなあ。
・・・ふと思い出して検索しても絶版なんて惜しいなあ。
あなたがどんなに寂しくても、どんなに寒くても、
誰かがきっとあなたの幸せを願ってるから。
わずかでも温かい気持ちを抱いて、お布団に入れますように。